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【歴史漫画】三国志(横山光輝)

自分にとって「ズッコケ3人組」と並んで読書という行為を教えてくれた本。


内容は言うまでもなく中国の三国志の話で黄巾の乱から孔明の最期までを淡々と書き綴っている。
絵は特色がなくうまくもないし下手でもない、人物も魅力的でもない。描写も強調したりせず淡々と描かれている、にもかかわらず60巻という量を読むのに全く飽きさせないのなぜか。

歴史もの全般に言えることだけど、そもそも三国志や戦国時代の話はもともと魅力的なんだと思う。(歴史がなぜ魅力的か、ってのもいずれ書いてみたい)
その魅力を損なわず、無駄な飾りもせずストレートに書いているんだと思う。きっとこれはすごく難しくて、文化と呼ばれるどんなことにも――例えばおれがまったく魅力がわからないクラシック音楽でさえも――魅力は必ずあるんだと思う。横山光輝は鮮度を保ったままそれを他人に届けることが出来るプロなんだろう。

大好きな先輩が"趣味っていうのは、そのモノの真髄に触れることが出来た人だけが知っている面白さのこと"っていうような事を言ってた。

その"真髄"を絵に変えて、生身のままで届けてくれている、そんな漫画。

採点:50点

→すべてのレビューはこの点数を基準にします。

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